にいがた就職応援団ナビ “歌うIPPOくん”

地域密着型の就職情報サービス「にいがた就職応援団ナビ」のテレビCM用映像です。3D化したマスコットキャラクターが歌と踊りに乗せてサービスをアピール。キャッチーなメロディと親しみやすいキャラクターで、幅広い世代の印象に残るCMを目指しました。

Client

株式会社 広報しえん 様

Category

Play Movie

00:00:15

01 Planning

キャラクターの3D化で表現の幅を広げる

にいがた就職応援団ナビを運営する株式会社広報しえんは新潟に本社を置き、「新潟の企業と人を元気にする」をモットーに新潟県内の企業の人材採用や教育研修、広報物制作をサポートする企業です。今回いただいたご依頼は、地元密着型の新卒向け就職情報サービス「にいがた就職応援団ナビ」のテレビCMリニューアル。これまではイベント告知を目的にテレビCMを制作していたそうですが、マスコットキャラクターの「はじめのIPPOくん」を活用し、ブランド認知が高まるような映像を制作したいとご相談をいただきました。

キャラクターを活用したブランディング動画というお題に、MADが提案したのは3DキャラクターになったIPPOくんが歌って踊るミュージックビデオのような構成。映像と歌のインパクトで、幅広い世代の印象に残るご当地CMになることを狙った企画です。提案の段階から企画内容をご理解いただき、IPPOくんの3Dデータ制作から映像作りをスタートさせました。

02 Making

違和感のない3D化のために試行錯誤

3Dデータを作るにあたり、最初に取り掛かったのはIPPOくん誕生の経緯や性格などの細かなキャラクター設定を詰める作業。平面のイラストでは見えていなかった髪型や靴、動きや表情のバリエーションを選ぶために、そして動き出した時に違和感を感じさせないために欠かせないステップです。3Dデータの制作でネックとなるのは、立体感が加わることによる印象の変化。クライアントのイメージを投影した3Dキャラクターの完成を目指し、2ヶ月ほど協議を重ねて一つ一つ決めていきました。

3Dデータが完成したら、次はリッギングと呼ばれる動きの骨組みを作ります。IPPOくんは卵の殻に入っているため、殻の動きやバランスも考える必要がありました。CGアニメーション映画を参考にしながら、重力も計算してより自然に見える描き方を探ります。キャラクターだけでなく、背景にもご注目ください。カーテンが開く動きや紙吹雪が舞う様子、照明が当たった時の影など、細部までリアル感にこだわって制作しています。

03 Response

コーラスは全員参加で、大満足の仕上がりに

3Dキャラクターは動きや表情への制限が少ない分、さまざまな魅せ方が可能になります。また、オフラインからオンラインへ人々の活動場所が変化した現代においては、広告制作に留まらず多様な場面での活用が期待できます。企業やブランドのマスコットキャラクターをもっと活かしたいとお考えでしたら、3D化もぜひご検討ください。

MADでは、3DCGの制作だけでなくオリジナル楽曲の制作も承っています。今回使用している楽曲も作詞作曲はMADが担当。コーラス部分は担当者様にもご協力いただき、MADスタッフも混ざって関係者総出で収録しました。完成した作品は、「大満足です」と嬉しいお言葉をいただき、第二弾、第三弾の制作も進行中です。第一弾は、すでにテレビを中心に放映されています。見かけましたら、ぜひ一緒に口ずさんでみてください。

04 Web Site

広報しえんさま|WEBサイト
https://www.4en.co.jp/

にいがた就職応援団ナビ
https://www.niigata-job.ne.jp/