長野県立大学 “挑戦するキミを応援する大学”
2018年に4年制総合大学として生まれ変わった長野県立大学のコンセプトムービーです。大学の姿勢と熱意をシネマティックに表現。若者の興味を喚起し、最後まで飽きずに視聴してもらえる映画の予告編のような映像を目指しました。
01 Planning
大切なのは、若者が気軽に視聴できること
1950年に開学した長野県短期大学を前身とし、2018年に4年制総合大学として創設された長野県立大学。1年次は寮生活を通して主体性や社会性を身につけ、2年次には全員参加の海外研修で異文化への理解を深めます。加えて、学内に開設した「ソーシャル・イノベーション創出センター」を通して企業や地域と学生を結び、グローバルな視点で地域を創生するリーダーの輩出を目指しています。今回、大学の認知拡大を目指して、パンフレット・特設サイト・映像のリデザインを行うにあたり、MADは映像制作を担当しました。
特色を紹介する映像はすでに作られていたため、ショートコンテンツに馴染む現代の若者の興味を喚起し、大学の意義を効果的に印象づけるコンセプトムービーの制作を提案。大学ロゴのコンセプトである「川」と、「挑戦するキミを応援する大学」というキャッチコピーに込めた思いをダンスで表現し、映画の予告編のような映像を目指します。
02 Making
撮影技術だけでなく、編集技術にも注目
映像内でダンスをするのも、ピアノの演奏をしているのも実は在学生。もちろん、撮影している場所は長野県立大学の校舎内です。事前に学生のスケジュールや利用する教室の空き時間を確認し、太陽の位置や教室間の移動時間も考慮した分刻みの綿密な撮影スケジュールを用意しました。今回は、コンセプトムービーと並行してインタビュー映像の撮影も実施し、2日間で撮影した映像点数は17箇所、643テイク。限られた時間の中で必要な素材を撮り切るために、撮影日前日までスケジュール表に微調整を加えました。
映像制作では、入念な下準備だけでなく当日の臨機応変な対応、さらに編集スタッフとの連携も欠かせません。今回の撮影では、天候の急な変化によりシビアな判断が求められました。実は、屋上での撮影は時間が足りず、走る2人の背中から正面の景色に視点が移る映像は、VFX技術を用いて複数の撮影素材を合成して求める映像に仕上げています。
03 Response
躍動感と余韻を感じさせる映像が完成
BGMにはピアノの旋律を採用し、細部までシネマティックな表現にこだわりました。ドローンやレールを使ったダイナミックなカメラワーク。照明機材を活用したドラマティックな演奏シーン。その合間に川が流れるカットを差し込んで映像に緩急をつけ、最後まで飽きずに視聴してもらうことを目標に編集しました。
大学が発信したいイメージを具現化するために、何度も協議を重ねて完成した本作。「映像作品としてのクオリティが高く、お願いして良かったです」とうれしいお言葉をいただきました。完成した動画は、すでに受験生応援サイトのトップに掲載されています。YouTubeのロゴをクリックすると、YouTubeサイトに移動してBGM付きで視聴することができます。ぜひ、音声ありでご覧ください。
04 Web Site
長野県立大学さま|受験生応援サイト
https://u-nagano-admissions.jp/