広報しえん “踏み出そう!はじめの一歩!!編”
地域密着型の就職情報サイト「にいがた就職応援団ナビ」のテレビCM第二弾です。第一弾に続き、3DCGをフル活用。ストーリー性の高い構成でインパクトと訴求力を高め、合同説明会に参加するきっかけとなる映像を目指しました。
01 Planning
ゴールから逆算して導入を決める
人材採用や広報サポート、組織づくりなど、地域企業のサポート事業を広く展開している株式会社広報しえん。MADは、同社が手掛ける就職情報サイト「にいがた就職応援団ナビ」のテレビCM制作を担当しています。第一弾のCMは、キャラクターを活用したブランディング映像でした。第二弾となる今回は、対面で実施される就職イベントへの参加誘導をしたいとご相談いただきました。
コロナ禍を経て、オンラインが主流となった就活市場。まずは、対面型就職イベントの存在を強く印象づける必要があると考えました。そこで、大規模な対面イベントというゴールの絵面に対してギャップのある状況、つまり、暗くて狭い空間から始まる構成を提案。SF映画をモチーフにした絵づくりも面白がってもらえて、映画の予告編のような、物語を感じさせるCMを制作することになりました。
02 Making
会場の雰囲気を3DCGで完全再現
第一弾と同じく全編3DCGで制作することに決めた本作。特に注力したのはイベント会場の作り込みでした。企業ブースの区分けはもちろん、テーブルや椅子などの会場備品、のぼり旗、ポスター、椅子カバーに至るまで、イベント当日の写真をもとに実際の様子を再現。参加している人々に関しても、服装だけでなく座っている人の姿勢や会話中のジェスチャーもリアリティを追求。違和感を感じさせないよう細部までこだわって制作しています。
一方で、前半はバーチャルな表現を織り交ぜて作り上げました。湾曲した検索画面、画面中央に差し込む光、反転している「EGG SHELL OPENS」の文字。これらの殻から飛び出すIPPO君への伏線は、オール3DCGだから表現できたアイデアです。3DCG技術の自由度の高さと可能性がよく分かる映像になったと思います。
03 Response
第一弾のBGMを踏襲し、親しみを演出
BGMにも細かなこだわりがあります。卵の殻のなかで検索するシーンは、ストーリーに合わせて物語の始まりを予感させる重厚感のある楽曲をチョイス。一方、後半の就職イベント会場に飛び出すシーンには、第一弾で使用したオリジナル楽曲を重ねました。前作との関連性を持たせるとともに、聞き覚えのある楽曲を繰り返し聞かせることで、親しみや好感を持たせる効果を狙っています。
第一弾に引き続き、クライアントと二人三脚で作り上げた本作。テレビCMの放映回数を少しずつ増やしていると伺いました。テレビで見かけたら、ぜひ3DCGの細やかな作り込みにご注目ください。
【第一弾のCMはコチラ】
04 Web Site
●広報しえん様
https://www.4en.co.jp/
にいがた就職応援団ナビ
https://www.niigata-job.ne.jp/