有沢製作所“TRY ANGLE”

創業100周年を機にCI(コーポレート・アイデンティティ)を刷新した有沢製作所。リブランディングの一環として、ブランドムービーを制作しました。ダンサーのしなやかな動きと豊かな新潟の自然風景にCGのリボンを組み合わせ、美しく象徴的な映像に仕上げました。

Client

株式会社 有沢製作所 様|(Agency) 株式会社タカヨシ

Category

Play Movie

00:01:00

01 Planning

理念が主役のブランドムービー

株式会社有沢製作所は、新潟県上越市に本社を置く化学素材メーカーです。創業100年の節目に、ロゴをはじめとするCIを刷新。県民への認知向上を目指してテレビCM制作に取り組みました。構成の提案からナレーション原稿の執筆、撮影、編集まで、MADがトータルでプロデュース。今回はあえて製品や技術力には触れず、企業理念そのものに焦点を当てています。

象徴的に登場するのは、「織る」「塗る」「形づくる」という3つの技術を表す3色のリボン。「TRY ANGLE(視点を変えよう)」というメッセージは、三角形のロゴ=ARISAWA TRIANGLEに宿る創造・革新・挑戦の精神から着想を得たものです。豊かな自然の中で優美に舞う女性の姿に、しなやかなリボンを重ね合わせ、理念という目に見えない想いを確かな映像として可視化することを目指します。

02 Making

足で探した「本物」が、映像に深みを宿す

ロケ地の選定には、とくに力を注ぎました。海辺のシーンは海岸線を繰り返し巡りながら、砂浜の質感や波の静けさ、岩場の表情まで丁寧に確認。1カットごとに美しさにこだわり、徹底的に吟味しました。森林ロケは夜明け前から現地入りし、柔らかな光を狙って撮影しています。

出演者はオーディションを実施してキャスティング。動きの繊細さや感情の表現力を重視して選出しました。CGで描かれたリボンは、色や質感、太さの検証を重ね、自然光や風のなかに違和感なく溶け込むよう設計。実写との一体感を追求し、感性に訴えかける映像に仕上げています。用途に応じて活用していただけるよう60秒・30秒・15秒の3パターンを制作。社内アンケートでも高い評価をいただいた作品となりました。

03 Other Version

04 Website

株式会社 有沢製作所さま|公式サイト
https://www.arisawa.co.jp/