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Title: 幼稚園教諭プロモーション動画

新潟県私立幼稚園・認定こども園協会



幼稚園教諭からエピソードを集め、物語として映像化

幼稚園教諭を募集するオンライン就職フェアの動画コンテンツを制作。現役の幼稚園教諭たちからエピソードを集め、仕事の喜びややりがいを描いたプロモーション動画にまとめました。完成した動画は就職フェア、HP、専門学校や短大での職業理解など、さまざまな場面で活用されます。


広告的アプローチよりも、心に響く実感を

新型コロナウイルス感染症の影響により、2020年度は各地で合同就職説明会が中止になりました。幼稚園やこども園も人材確保に苦戦を強いられています。そこで、105の園が加盟する新潟県私立幼稚園・認定こども園協会は、オンライン就職フェアを開催。2021年度はオンラインで求職者と園の接点を生み出そうと企画しています。今回の動画制作もその一環として依頼をいただきました。当初は「園の1日を紹介する15〜30秒の動画を作りたい」という内容。私たちは企画を検討する中で、過去の就職説明会の参加者アンケートに目を通しました。そこに書かれていたのは、「現役の先生の話を聞けてよかった」「飾らないリアルな仕事を知ることができた」といったコメント。今回有効なのは、短い動画による広告的アプローチよりも、喜びややりがいを丁寧に描いたリアリティのあるメッセージだと考えました。そこで、幼稚園教諭の苦労や感動など「あるあるエピソード」を映像化する企画を提案。OKをいただきました。

 

予測不可能な子どもたちとの共同作業

リアルを追求するために、幼稚園教諭を対象にしたヒアリングとアンケートを実施。そこで聞くことができた「大変なことは事実。でも子どもの成長を見たときには苦労を上回る喜びがある」という声を軸に構成案を組み立てていきました。タイトルは「小さなカイジュウ」。前半は子どもたちの奔放さから来る苦労エピソードが中心ですが、後半はそれらが成長のひとコマだったことが分かる構成としました。登場するのは1人の先生と、約10人の子どもたち。俳優やモデルをキャスティングしました。子どもたちの撮影は一筋縄ではいきません。泣いてしまう子もいれば、元気すぎて画面の外に飛び出してしまう子も。でも、それが当たり前。自然な姿や表情を引き出すために、一人ひとりを名前で呼んだり、一緒に遊んだりしながら、撮影を進めていきました。カット割りやライティングなど画の作り込みにもこだわっています。最終的には出演者みんなが撮影を楽しんでくれた様子で、素敵な表情がたくさん撮れました。




ナレーションを軸に、起承転結を編集

集まったたくさんの映像素材を、一本のドラマへと仕上げていきます。ナレーションに沿って編集作業を進めていきますが、単なるシーンの連続ではなくコンテンツとして楽しめることをゴールとしました。前半は子どもたちの日常を微笑ましく観られるように、後半は一つひとつのシーンの背景を描いて理解が深まるように。鑑賞後に一本のショートフィルムのような余韻が残る映像を目指しました。グレーディング(色の調整)では、作り込みとリアルさのバランスに注力。また、動画内のポイントへの視線誘導にも細かく調整を重ねています。完成後は、試写会を開催。協会に所属する園の理事や園長のみなさんから高い評価をいただきました。今回の動画はオンライン就職フェアのコンテンツのほか、HPでも公開予定。また、専門学校や短大などでも職業理解の促進のために活用されます。幼稚園教諭という仕事を知り、そのやりがいを感じるきっかけになってほしいと願います。


 

 

 

【撮影オフショット】




 


Director : Minoru Kobayashi
Assistant Director : Honami Nagai
Camera : Tsubasa Ito / Hayate Nishihara
Light : Hotaka Watanabe / Dody Afrizal
Sound : Masatoshi Oomomo

Edit/Color : Hayate Nishihara