TAINAI“おこめパンができるまで”
米粉パンブランド「TAINAI」の認知拡大を狙ったブランドムービーを制作しました。BGMと映像をシンクロさせ、パンが踊っているような演出で製造工程を映像化。ダイナミックなアングルを組み合わせて、記憶に残る印象的なムービーに仕上げました。

01 Planning
パンが踊る! 遊び心いっぱいのブランドムービー
亀田製菓グループが展開する米粉パンブランド「TAINAI」。パッケージリニューアルを機に、認知拡大を目的としたブランドムービーの制作をご依頼いただきました。グルテンフリー食品としては一定の認知があるものの、「美味しいパン」としての魅力をより広い層に知ってほしい。そんな課題意識を踏まえて、まずは工場見学からスタートしました。
目を引いたのは、お米由来の白い生地ともっちりとした独特の質感です。そこでこの特徴を映像の軸に据え、パンがリズムに合わせて踊っているように見せる演出を提案。単なる製造工程の紹介にとどまらず、映像にシンクロする音選びや遊び心のあるカメラワークで、楽しさと親しみやすさを感じてもらえる映像を目指します。


02 Making
豊富な機材で映し出すシズル感と臨場感
撮影は、製造工程と食事シーンに分けて2日間実施。パンの断面や焼き立ての湯気などのシズル感は、黒いバック紙、照明、スモークマシンを用意して撮影に臨みました。工場内では小型カメラ「オズモポケット」を活用。機械の隙間から通常は見られないアングルを捉え、迫力のある映像に仕上げています。
BGMは2曲をリミックスしてオリジナルサウンドを制作。パンや製造機械の動きにぴたりと合う音を探して編集しました。40秒付近、トランペットの音に合わせて食パンが跳ねるシーンは特に印象的です。冒頭の巻き戻しの演出や稲の描写はCGで表現。豊富な機材と編集技術を駆使した映像は高い評価をいただき、サイト掲載にとどまらず、広告展開にも広がりを見せています。

