白山神社 “クラウドファンディングで新しい「七夕風鈴まつり」へ”

白山神社「七夕風鈴まつり」のクラウドファンディングへの協力を呼びかける動画を制作しました。神社にふさわしい落ち着いたトーンで、風鈴まつりへの期待感を抱いてもらえる動画を目指しました。

Client

新潟総鎮守 白山神社 様

Category

Play Movie

00:03:42

01 Planning

新しいまつりへの期待が高まる動画を

新潟の総鎮守であり、人々の憩いの場でもある白山神社。たくさんの風鈴を境内に飾る「七夕風鈴まつり」は、2016年に始まった夏の風物詩です。しかし回を重ね、風鈴を飾る什器の老朽化という問題に直面しました。若い人も多く訪れる風鈴まつりを安全に続け、次世代につなげたい。宮司の小林さんは、建築を学ぶ新潟工科専門学校の学生のコンペによる新しい什器製作を計画。施工はカトウ・サイン工業に協力を依頼しました。そして制作資金をクラウドファンディングで集めるための動画制作を担当したのがMADです。MADはこれまでも白山神社の歴史や文化を紹介する動画を制作してきました。今回の目的はクラウドファンディングですが、資金協力を直接的に呼びかけるのではなく、これまでの動画と同様に神社にふさわしい落ち着いた映像表現を意識。新しい風鈴まつりへの期待がふくらむような動画を目指しました。

02 Making

コンペに密着し、その場の熱量をとらえる

撮影では、専門学校でのコンペに密着。午前中のリハーサルからカメラを回し、学生の自然な笑顔やコンペ本番に向けて真剣に準備する様子をとらえます。コンペに参加する学生は10組。どの案が採用になるか分からないので、撮りこぼしがないように全組をしっかりと撮影します。通常、長時間にわたる撮影では三脚を使用しますが、今回は学生や参加者の表情を繊細に表現するために手持ちカメラにこだわりました。審査後、デザイン案が採用された学生2名にもインタビュー。その場の熱量と共に、素直に出た喜びの声をカメラに収めました。

03 Response

動画公開2か月後に目標金額を達成

編集作業でも、風鈴まつりへの期待感が高まるようなドキュメンタリータッチを意識。夏の風鈴まつりのシーンは過去に撮影した素材を使用し、来場者の表情にもフォーカスします。動画の冒頭は小林宮司が語る風鈴まつりへの思い。そしてクラウドファンディングへの協力につなげるために、ラストシーンでも真摯に呼びかけました。動画はクラウドファンディングのサイトで公開され、約2か月間で無事に目標金額を達成しました。今後もMADでは什器の製作過程を追いかけ、動画を発信する予定です。どうぞご期待ください。

クラウドファンディングサイト|READYFOR
https://readyfor.jp/projects/hakusan77

白山神社さま|WEBサイト
https://www.niigatahakusanjinja.or.jp