極楽寺 “ちょっとたちどまってみましょう”

小千谷市にある極楽寺の新しいプロジェクト「たちどまるラボ」のプロモーション動画。住職が自ら作った消しゴムはんこ作品によるフルアニメーションです。原画のやさしい雰囲気に合わせたアニメーションで、どんな人にも見やすい動画を目指しました。

Client

浄土真宗本願寺派 極楽寺 様|(Agency) 株式会社 アドハウスパブリック 様

Play Movie

00:03:44

01 Planning

住職手作りの消しゴムはんこを動画に

小千谷市にある浄土真宗のお寺、極楽寺。仏教の教えを多くの人に知ってもらうために、各種イベントや最新のAR体験などを取り入れるユニークなお寺です。今回MADには「たちどまるラボ」という新しいプロジェクトのプロモーション動画をご依頼いただきました。浄土真宗の教えをかみ砕いた内容で「人生、立ち止まることも大事ですよ」というメッセージを発信します。

打ち合わせでお会いした麻田住職は、まだお若く、幅広い視点をお持ちの方。消しゴムはんこ作りが大の得意で、なんと書籍も出すほどの腕前です。今回の動画も、住職お手製の消しゴムはんこを押した原画に、動きをつけたアニメーションをご希望でした。以前MADが制作した「白山神社の神様ってどんな神様?」のアニメーション動画をご覧いただいたことも、今回ご依頼いただくきっかけとなったそうです

02 Making

原画の雰囲気を生かしたキャラクターの動きを吟味

麻田住職の消しゴムはんこ作品は、色もタッチもあたたかみにあふれています。その雰囲気を生かすために、なめらかな動きのアニメーションではなく、あえて手作り感のある絵本風に仕上げました。ナレーションやBGMも、消しゴムはんこの可愛らしさにマッチするポップでやわらかなトーンに統一します。実はこの動画、「浄土真宗」や「極楽寺」などのワードはほとんど出てきません。その背景には、子どもからお年寄りまですべての人に教えを届けたいという麻田住職の思いがあります。MADもその思いに共感し、1枚1枚の原画データを大切に扱い、ストーリーと照らし合わせてキャラクターが動くスピードや緩急の付け方を細部まで吟味しながら制作を進めました。

03 Response

ロゴアニメーションで印象的に締めくくる

ラストシーンにもぜひご注目ください。極楽寺のロゴが動きながら描かれるロゴアニメーションです。以前こちらの特集でお伝えしたように、ロゴアニメーションは、ロゴに動きをつけることで企業やブランドのアイデンティティを印象的に表現できます。極楽寺のロゴは、直線のみで構成されたスタイリッシュなデザイン。そこに、線がゆったりとたわんだり、図形がふわっと跳ねたりする動きをつけることで、すべての人を受け入れる寺院にふさわしい雰囲気を演出しました。

完成した動画は、「たちどまるラボ」の始動に合わせて公開予定。麻田住職からは「素晴らしい出来。プロジェクトを頑張ろうという気持ちが一層高まりました」との言葉をいただきました。今回の動画やロゴアニメーションを通じて、極楽寺のブランディングに貢献できていたら光栄です。また、MADではロゴアニメーションのみの制作も承っていますので、ぜひご相談ください。

04 Website

浄土真宗本願寺派 極楽寺
https://gokurakuji.info