BEST KICHEN STORE “あなただけの理想のキッチンは?”
株式会社AC15が手掛けるショールーム、BEST KICHEN STOREのサイネージ広告用動画です。目を引く動きと読みやすさを両立させたテキストアニメーションと画面転換で、ショールームの認知拡大と来店促進を目指しました。
01 Planning
企画案を叩き台に目的や意味を再確認
住宅建築からペットサービスまで幅広く事業を展開している株式会社AC15。代表を務めるのは、イスラエル出身のアルコビさんです。イスラエルでは、キッチンはただ料理を作るための場所ではなく、家族や友人との絆を深められる場所。BEST KICHEN STOREは、そんなキッチンを多くの人に提供するために同社が運営するショールームです。以前、ブランディング動画を制作したご縁からいただいた今回のご相談。制作するのは、ショールームへの来店を促すサイネージ広告用のサイレント映像です。
まずは、MADから方向性の異なる複数の企画を提示。表現方法から最も届けたいメッセージを深掘りし、映像をつくる目的や意味のすり合わせを丁寧に進めました。その結果、オーダーメイドキッチンという選択肢の提案からショールームへの誘導につながる映像を作ることが決定。短い問いかけと画像を組み合わせたシンプルな構成をベースに、アニメーションをうまく活用してパッと目を引く映像を目指します。
02 Making
読みやすく、注目を集める動きを追求
広告を掲示するのは、ショールームから160メートルほど離れた大きな交差点。信号待ちのドライバーや歩行者がターゲットとなります。たった15秒、さらに無音の映像という制約の中で、大切なのは2点。要素を絞ることと、つい目が追いかけてしまうギミックを織り交ぜることです。
クライアントと何度も話し合い、短く端的な表現を追求。たった2枚しかご紹介できないキッチンの画像も、比較検証しながら最適な素材を選びました。テキストアニメーションは表示されるスピードは緩やかに、動きはダイナミックに感じられる絶妙なバランスを実現。目立たせたい言葉や画面転換時の円形アニメーションにはロゴマークと同じ色を用いて、親和性とインパクトを高めています。
03 Response
修正を重ねて辿り着いた納得の仕上がり
MADとの映像制作は2度目ということもあり、お互いに忌憚のない意見を出し合い、細かなブラッシュアップの末に完成した本作。アルコビ代表だけでなく社員総出で議論を重ね、画像や言葉選びの端々まで真剣に検討していただきました。完成後には、「伝えたかったメッセージをしっかり表現できました。何度も修正にご対応いただきありがとうございました」と、喜びと感謝のお言葉をいただきました。
ショールーム近くのサイネージ看板には、これから1年間掲示する予定となっています。JA新潟市鳥屋野支店がある県道51号線と164号線の交差点をお通りの際には、ぜひサイネージ広告に目を向けてみてください。また、一部表現に手直しを加え、ピア万代のサイネージ看板でも放映予定です。こちらもお買い物や観光で訪れた際には、ぜひご覧ください。
【ブランディングムービー】
04 Web Site
●BEST KICHEN STORE
https://www.bestkitchen.jp/